野球肘 野球スポーツ障害
- ボールを投げると肘の内側が傷む
- 肘の曲げ伸ばしが完全にできない
- ボールを投げると肘の外側が痛い
- 肘がロッキングして動かない
- 投球後に肘に痛みがでる
野球肘の症状とはどんなもの??
野球肘とは
野球肘とは野球肘は、投球により起こる、肘関節のスポーツ障害の総称です。好発年齢は10歳~16歳(ピークは13歳)であり、そのほとんどは野球のピッチャーかキャッチャーに起こるため「野球肘」と呼ばれます。痛みが発生する部位によって大きく①内側型②外側型の2タイプに別れます。
内側型の特徴
肘の内側にある内側側吹く靭帯の部分断裂や靭帯が伸びている状態
・野球肘の約9割が内側型
・肘の内側がズキズキ痛む
・肘の内側の内出血
・肘が曲がりきらない
外側型(離断性骨軟骨炎)の特徴
上腕骨小頭が軟骨と一緒にはがれている状態
・10歳~11歳が多い
・肘の外側の痛み
・肘関節周辺の鈍痛
・肘か伸びきらない
成長期の子供の関節部分の骨は完成していません。そのため投球動作により靭帯がくり返し引っ張られることにより肘の部分での損傷を起こします。肘の内側部には全力投球時に大きな牽引力(引っ張る力)が加わります。微小な断裂が繰り返されることにより悪化するのです。
野球肘をそのままにしておくとどうなる?
野球肘は正式には上腕骨内側上顆炎という炎症による痛みが原因です。極論は痛みをそのままにしておいてもいつかは取れます。ですが、早期に肘の痛みや違和感を感じた際に施術し最大限のサポートをすることにより何もせずにそのままにしておくのとでは結果は見当がつくことだと思います。殆どの場合が投球動作に関しては身体が本来の動きに対して理に叶っていない為に肘に膨大な負担がかかっていることが原因です。違和感を感じればすぐさま診てもらうことをオススメします。
野球肘にならないための投球制限ガイドライン
日本臨床スポーツ医学会は小学生の野球選手の全力投球は「1日50球以内」「週に200球以内」を提言(1995年)ボーイズリーグなどが加盟する日本中学硬式野球協議会が、投球障害から子どもを守るための統一指針を作成。試合での投球回数を「1日7回(イニング)以内」「連続する2日間で10回以内」とし、練習での全力投球も「1日70球以内」「週に350球以内」などと定めた。(2013年)このことからわかもわかるように成長の時期にあった適当な投球数を3守らせることは悪化させないためにも野球肘を再発さないためにも重要なのです。
野球肘の治療法は?
野球肘はの好発年齢はいつ??
野球肘がおこりやすい年齢は、小学生の高学年から中学生です。この時期は骨が成長途中のため、靭帯や筋肉の牽引や、骨どうしのぶつかりにより肘に負担がかかることが原因です。当院では野球肘のタイプや症状の程度により施術方法を考えています。痛みを取ることはもちろんですが、パフォーマンスが良くなるように指導もいたします。
投球フォームのチェック
野球肘の初期の場合などは投球の中止など安静をとらせることで改善が見られる場合もあります。ですが症状が進行してたものは、投球中止だけでは改善しません。重度では日常の生活の時にも痛みを出すことも多くあります。肘がどの角度でどのようにして投球していくのが、肘に対して負担が軽減できるのかがポイントになりますので、投球フォームのワンポイント改善アドバスは常時さしていただいております。投げることに関しては皆さん1人1人が考えてたどりつきました現在のフォームでございますので、押し付けるような投球の改善は行いませんのでご安心下さい。1人1人に合いましたプランで負担が軽減し、より長く野球人生が歩めるサポートを行ってまいります。
※【免責事項】個人のお客様により個人差があります。効果効能を保証するものではございません・