妊活応援情報№3【妊娠の確率を高めるのに一番大切なSEXのタイミング続編①】
2015年07月2日
妊活応援情報第3回目の今日は
第2回に引き続き妊娠の確率を高めるのに一番大切なSEXのタイミングに関してお話しします
◆受精(妊娠)のためのベストタイミングは?
妊活応援情報第2回でお話ししたように「新鮮な卵子」と「新鮮な精子」が出会うべき時間は限られています。
精子は卵子よりも受精可能時間が長いのですが、射精後から5~6時間で精子貯蔵所にたどり着き、卵子が来るのを待ちます。
そこで精子は48時間経過した時点から徐々に受精能力が低下(老化)していきます。
一方、卵子は排卵の6時間後から受精能力が低下(老化)していき12時間で受精能力を失います。
このような精子と卵子の特徴からいえることは、
妊娠するためには「排卵が始まる前に精子がすでに待っていた」状態が望ましいのです。
そうすることで排卵前のSEXにより、精子は卵管峡部にある精子貯蔵所で保存され、
卵子を待ち、排卵後は受精能力を失うことなくすぐに受精することが出来ます。
◆受精(妊娠)のベストタイミングとは
米国の生物統計学者の研究によると
妊娠しやすいのは排卵日の5日前から排卵日当日までの6日間で、
中でも最も妊娠したケースが多かったのは、排卵日の2日前だということが分かりました。
その理由としては、普段女性の膣内は精子には良くない酸性の状態ですが、
排卵日の前からアルカリ性の粘液が分泌され精子にとっていい環境となり、
そのため精子はこの中を泳いで子宮へと向かうことが出来るからであると言われています。
ですから妊娠確立が最も高いのは、排卵日では無いのです。
他の研究結果でも、最も妊娠する可能性が高い日は排卵日の2日前という報告がなされています。
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