赤ちゃんができるまで【精子と卵子の出会いは運命的です】
2016年01月27日
「AMHの値が低いといわれて…」
先日もこういうご相談をお聞きしました。
そもそも妊娠にはどういう過程があるのでしょうか?
今日はそれをわかり易くご説明します。
①女性の卵巣から排卵された卵子は卵管に吸い込まれて、
精子が来るのを待ちます。
②精子が射精され膣→子宮→卵管に向かってきます
③そこで精子と受精します
④受精した後受精卵は分裂しながら子宮に降りてきます
⑤そこで子宮に埋まるように落ち着いたのが着床です。
女性は生まれながら卵巣の中に決まった数の卵子を持っています。
卵子は精子と違い生まれた後に増えることはありません。
出生時には約200万ですが、最終的に人生の中で排卵される
卵子の数は400個程度というごく少ない数なのです。
1、排卵
生理の時期になると、卵巣内で卵子の元となる原始卵胞が10数個成長を始めます。
その中から一番状態のいい卵胞から1~2卵子が放出されます。
2、受精
排卵した卵子は、卵管の一番太い部分で精子を待ちます。
1回の射精で出る精子は4億個とも言われます。
その精子が膣から子宮、卵管へと進む中で卵管までたどり着くものは
400~1000個とごくわずかです。
そのうち1個が卵子の中に入り受精します。
3、妊娠
受精した卵子は分裂を繰り返しながら
ゆっくりと子宮へと進み、子宮に着床します。
これが妊娠です。
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