男女の産み分けについて①
2015年09月22日
男女産み分けについて①
≪赤ちゃんの男女産み分けは100%可能か?≫
結論から言うと100%の産み分け法は現在のところありません
産み分けを希望する人にとっては男の子女の子のどちらが生まれるか
ということはもっとも関心のあることでしょう。
しかし、専門医が科学的に立証した産み分け法を実践したとしても、
残念ながら100%成功するとはいえません。
最近のデータをみてみると、
男の子を希望した人で81~91%、女の子を希望した人で70~80%の成功率です。
ここで重要なのは産み分けに挑戦した結果が望んだ性の子どもではなくても、
大切なお二人の子どもであることに変わりはありません。
たとえどちらの性であっても、必ず愛情と責任をもって生み、
育てるという自信と責任がなければ、産み分けに挑戦するべきでないと思います。
≪性別は、女性の体質ではなく、男性の精子で決まります≫
昔は、現代ほど医療技術や検査法が発達していなかったために
生まれてくる子どもの性別は、女性側にその原因があると考えられていました。
そのためいわれのない偏見や差別でつらい思いをした女性がたくさんいました。
しかし、現代の技術では、生まれてくる子どもの性別は、女性側には
全く関係の無いことだと証明されました。
つまり卵子が性別を決定しているわけではないのです。
性別を決定しているは女性側の卵子ではなく、男性側の精子なのです。
詳しくいうと、精子の頭部には23個の染色体が入っており、
そのうちの1個(性染色体)がどのような染色体かによって、
生まれてくる子どもの性が男の子か女の子か決まるということなのです。
≪X精子とY精子の違い≫
精子には、2種類の違うタイプの精子があります。
前述の性を決定する23組目の染色体の違いなのです
この染色体には種別ありXX染色体とXY染色体の2種類が存在します。
X染色体をもつ精子(XX)が卵子に入れば女の子になり、
Y染色体をもつ精子(XY)が卵子に入れば男の子になる
という具合です。
このことからX染色体2つを1対とするものをもつ精子(XX)をX精子、
X染色体とY染色体の組み合わせをもつ精子のことを(XY)Y精子とよばれています。
この2種類の精子の特徴はと言いますと
①女の子をつくるX精子は酸性に強い、X精子はY精子の数の半分
②男の子をつくるY精子はアルカリ性に強い、Y精子はX精子の2倍も数が多い、Y精子は酸性に弱い
≪膣内は酸性≫
膣というところは、直接外界に接している器官ですから、
清潔に保ち、外部の雑菌の侵入を防ぐため、
常に強い酸性の状態で保たれています。
Y精子の数はX精子数よりも約2倍も多いのですが、
それは、酸性に弱いY精子の数をX精子の数よりも多くすることで、
卵子と結合できる機会に差ができるようになるようなっているのです。
まさに、「自然の摂理」としかいいようがありません。
膣内部から先の子宮頸管や子宮内部は膣内と違い
アルカリ性をしめし、Y精子が有利といえます。
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