月経が起こる仕組み②
2015年10月2日
月経が起こる仕組み②
なぜ、出血が何日にもわたって続くのか、
それは、月経血が一気に出てくるわけではないからです、
数日間かけて少しづつ出ていきます。、
これには、子宮の大きさや女性ホルモン分泌量などが関係し
加えて子宮口の大きさとも関係があります。
経産婦さんが月経痛が楽になる理由のひとつがこれです。
一般的に子宮の出入り口は、ストローの穴のような小さな穴です。
ですから、血液がそこを通るには、
一気にではなく4~5日がかかってしまうんです。
月経のときの子宮の筋肉ははホルモンの影響により、
なかの経血(血液)を押し出そうと収縮しています。
まるで、歯磨き粉やマヨネーズの中身を出そうと、
チューブを全体的にしぼり出すようなイメージです。
また、血液の出方には骨盤内での子宮の位置も
おおきく関与しています。
子宮に奇形や位置異常がなく正常であれば、
月経の血液がスムーズに流れていきやすい角度になっていますが、
子宮の位置が前屈していたり後屈したりしてに傾きすぎていると、
経血(血液)が出にくくなるため、
月経がダラダラと出血が長引いたり、
途中で溜まり中休みしてから
後半になっていきなり出血量が増えるということが起こるのです。
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