排卵時痛と排卵時出血
2015年10月10日
●排卵時痛
排卵日近くになると、下腹部が少し痛む、チクチクした感じ、
どんより重い感じを感じることがあります。
これは排卵痛と呼ばれるもので、
人により下腹部全体に痛みを感じる
あるいは右左どちらか片方に痛みを感じるなどです。
排卵痛は個人差があり、痛みを感じる人と感じない人がいます。
排卵日に出る下腹部の痛みの原因としては、
排卵時に伴い腹膜に刺激を受けた際の痛みと考えられています。
成熟して大きくなった卵胞が直接、腹膜を刺激したり、
卵巣から卵子が、飛び出す時に出血を起こし、
その出血が腹膜を刺激し痛みを感じさせると考えられています。
●排卵時出血(排卵時期の出血)
排卵時期に生理よりも軽くも短い期間の出血を起こすことを指します
排卵時卵胞から卵子が飛び出す時には、出血を起こしますが
それにより排卵日にも少量の出血があることがあります。
この出血を「排卵時出血」と呼びます。
個人差はありますが、生理開始日から約2週間前後に起こる出血です。
「排卵時出血」は正常と考えられておりますが症状がきつい場合には
婦人科への受診をおすすめします。
「排卵時出血が」子宮内膜症や子宮頸管ポリープなどの病気により
起こったり悪化することがあるのです。
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