妊活応援情報№7【排卵日予測とおりもの】
2015年07月7日
妊活応援情報第7回目の本日は、
排卵日予測とおりものの関係についてお話しします。
排卵日予測の中では一番予測が的確ではありませんが
他の、排卵検査薬や基礎体温表と合わせることで
排卵日予測に役立つはずです。
3.おりもの(頸管粘液)の量と状態をみる
排卵日はおりものの状態からでも予測できます。
おりものは、膣と子宮をつなぐ子宮頸管というところから分泌される物質と
子宮や膣からはがれた古い細胞などが混ざり合ったものですです。
おりものの色は通常、無色透明から白っぽく、少し粘り気があります。
おりものの臭いや量は、月経前後や排卵日などに量が増え、少し臭いがする場合があります。
それ以外はあまり臭いがないのが正常です。
月経後しばらくはさらさらした状態ですが、
卵子が成熟し、排卵が近くなると卵胞ホルモンの影響から、
おりものの量が増えたり、ネバネバしてきます。
排卵が近づくと、生卵の白身のようなネバネバしたおりものが分泌されます。
おりものを確認するには排尿後、ティッシュペーパーで拭ったものを確認するか、
清潔な指を膣に入れて付着おりものをみるなどします。
主に夜、その日のおりものの状態をみます。
粘り気が増し10cmくらい伸びるようになったら、排卵日が近いといわれています。
基礎体温と同じくおりものの変化にも個人差が大きいのが特徴です。
中には、おりものに変化が起こらずに排卵する女性もおられますので、
あくまで排卵検査薬や基礎体温と併用し一つの目安として利用しましょう。
おりものは下着の汚れの原因になるなど、良くないなイメージがありますが、
おりものは女性の膣内を清潔に保つために重要な役割をしています。
ひとつは自浄作用といわれるもので、雑菌やカビがが膣内で繁殖するのを防いでいます。
おりものの働きで膣の中はpH4.5~5.0の弱酸性になっており、
デーテルライン桿菌という「善玉菌」が大腸菌やカンジダ真菌の増殖を防いでいます。
もう一つは、射精時の精子を助ける役割も持っています。
精子をおりもので包み込むことで、卵子までの移動をサポートしてくれているのです。
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