妊活応援情報№1【生理と脂肪の関係】
2015年06月12日
妊活応援情報第1回目の今日は
生理と脂肪の関係に関してお話しします。
女性であれば、ダイエットをする時には体重だけでなく
脂肪率も気になることと思います。
女性にとって体脂肪率は非常に重要な
健康のバロメーターでもあります。
脂肪は、子宮の周りを守り、産むための体力や
正常な月経を維持するのに重要な役割を果たしています。
過度なダイエットなどで
「脂肪率は低ければ低いほどいい」と考えてしまっている
若い女性が増加していますが、こういった傾向は
あまりお勧めできません。
健康であり、美しくという観点から言えば
理想の体脂肪率は22%前後と言われています。
女性として適語な丸みとメリハリのある理想の体型を
目指すのであれば脂肪率が20%の前半に
あることが望ましいでしょう。
18歳以上の女性の場合20%の体脂肪率は
体脂肪の判定としては「やせ」に分類されます。
やせている=キレイと考えてしまうのは軽率です。
妊娠の上から見ても体脂肪は高すぎても低すぎても
「自然妊娠」にとって障害となってしまうことを忘れてはいけません。
あるデータによると、もちろん個人差はありますが
脂肪率が18%以下⇒排卵が止まるリスクが50%以上、生理不順のリスク50%
脂肪率が17%以下⇒低体重児のリスクが上がる
脂肪率が15%以下⇒妊娠しにくくなる、生理が止まる率が高くなる
体脂肪率10%以下⇒自然妊娠は非常に難しい
と言われています。
女性のアスリートや芸能人の方の中には
15%以下の方も多くおられますが、それを理想と考えない方は良いと考えます。
体脂肪率が減少することで
- 免疫力が低下する
- 疲れやすい、疲労回復が遅れる
- ホルモンの分泌が低下
- 生理が止まる、生理不住になる
- 低血圧になる
- 骨粗しょう症になる
ということがあります。
近年、中学生や高校生のスポーツをしている女性に
原因不明の疲労骨折が増加していることがあるメディアでも取り上げられましたが、
脂肪率のコントロールは、妊娠したい女性にとってだけでなく、
健康的な生活を送る上でも重要な指標になります。
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