卵子の数は決まっている
2015年09月28日
卵子の数
女性が一生涯のうちに排卵する卵子は約400個といわれています。
女性の卵子は生まれた時に決まっており増えることはありません。
男性の精子は毎日産生され続けるのに対して、
原子卵胞(女性の卵子の基となる細胞)は出生時に出来上がっています。
原始卵胞は約200万個と言われています。
この原始卵胞は、一般的な女性では思春期に約20~30万個まで減少します。
その後も、月経周期ごとに約数百~千個が減少するとされます。
一日あたり約数十個が減少していき、その後閉経を迎えます。
女性が成人して閉経するまでに排卵する卵子の数は、約400個なのです。
女性の体はその中から良い状態の卵子を排卵しようとするのです。
年齢があがると卵子の質が落ちると言われる大きな理由の一つが
卵子の総数が多い方がその中から良い卵子を選びやすいということなのです。
当然良い卵子ほど、受精や着床がしやすくなります。
高齢出産ほど妊娠が難しくなる理由はこういったことから言えるのです。
出産できる卵子が排卵されるためには、卵胞の数自体がが多い方が有利です。
一般的には卵胞数が多ければ妊娠しやすい(若い時)、
減少すると妊娠しにくくなる(高齢になるほど)とされます。
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