西海の膝治療日記その11
2017年03月25日
こんにちは。
西海です。
今日は前十字靭帯の治っていく経過を書いていきます。
一般的に前十字靭帯損傷後、手術をしてリハビリをして完全によくなるまで約7.8ヶ月かかると言われています。
手術後で言うと普通に歩いたりするまでに1カ月、ジョギングなどが出来るまでに3カ月、スポーツ復帰までには6.7カ月かかると言われています。
これはしっかりリハビリを行なった結果ですので個人差はありますが、リハビリやっていないと変な痛みが残ったり、再び靭帯を断裂してしまう可能性もあります。
治癒の経過としては‥‥
手術後、膝関節の中では前十字靭帯があった部位には別の腱が入っています。
骨に穴を開け、そこにチタンで出来たボルトで腱を靭帯と同じ様に移植します。
という事は自分の体の物とはいえ、異物が入っている状態です。
この腱にはまだ血管などが繋がっていないために栄養がいきません。
なので術後1〜2ヶ月の間で再建靭帯はほぼ死んで状態になってしまいます。
その後3ヶ月経つと移植された靭帯を栄養する血管ができ、靭帯線維の強度が強くなっていきます。
さらに移植された靭帯と周囲にある骨が結合して、自分の骨に靭帯が固定されてきます。
これをリモデリングと言います。
これが行われると再建した靭帯がスポーツなどをしても問題ないくらい強くなっているのでジョギングなどを開始出来ます。
そこから徐々にリハビリの強度を上げていき、スポーツ復帰に向かいます。
僕の場合は仕事復帰が出来たらある程度はいいのですが、リハビリはしっかり頑張って行こうと思います!