西海の膝治療日記その4
2017年02月19日
みなさん、こんにちは。
膝一文字、西海です。
今日はリハビリについて話していきますね。
1)まずはアイシングです。
膝全体、裏側をアイスパックや氷で10~15分冷やしていきます。アイスパックを直接当てると凍傷の恐れがあるのでタオルに巻いたりするといいと思います。適度に冷えを感じてから少し皮膚の感覚が鈍くなるぐらいが理想の時間です。痛みを我慢してはいけません。
膝を動かす前に痛みを減らす目的と動かした後の熱を取るのに有効です。
2)次にふくらはぎ、太もものストレッチをして曲げ伸ばしやすくしていきます。
ギプスでは膝関節を軽度屈曲位(すこし曲げた角度)で固定しているので、立っている時や歩いている時は常にふくらはぎやふとももに力が入ります。
そのために足の筋肉は普段の時より疲れやすく、むくみ易くなります。腫れやむくみのせいもあり膝が軽度屈曲位でかたまってしまい曲げ伸ばししにくくなります。
もちろんストレッチだけじゃなくマッサージや鍼治療もとても効果的です。
今日は木村先生にに鍼をして頂き膝が90度まで曲がる様になりました!
痛かったけど筋肉がかなりやわらかくなりました。
あらためて木村先生の鍼の凄さに感動しました!
3)最後に筋トレです。
太ももの前面、大腿四頭筋のの筋肉は人間の筋肉の中でも非常に太い力のある筋肉の一つです。
この大腿四頭筋は前十字靭帯と拮抗する様に働きます。靭帯が全く働かない状態で筋肉が働くと膝にずれが生じて痛みが出てしまいます。なのでこの筋肉が必然的に力が入りにくくなってしまいどんどん筋力が下がっていきます。
この筋肉が弱いと膝を支えられないので前回お話した膝崩れや曲げ伸ばしに障害が出てきます。
大腿四頭筋はこの様に鍛えます。
仰向けに寝て、膝の下にタオルを置きます。
そしてタオル押しつぶす様に力を入れていきます。
簡単な様に見えますが前十字靭帯断裂後は筋力低下によりなかなか難しいんです。
まだまだリハビリは始まったばかりなので内容は少ないですが、これからも膝の状態とともに紹介していきますのでよろしくお願いしまーす。