産後の骨盤矯正はいつからするべきか?
2015年11月25日
産後の骨盤矯正は、出産後時に開いた骨盤が戻りきらず、
歪んだ状態にならないための施術です。
産後の骨盤矯正を始める時期として
おおむね出産後3か月をおすすめしています。
色々な整体院や整骨院のホームページで
「産後の骨盤矯正は1か月後から可能です。」
とうたっているところがありますが、
出産後はホルモンの影響により
通常の時期より骨盤の靭帯が柔らかくなっています。
当然、出産のときには赤ちゃんのための産道を確保するために
靭帯が柔らかくなることが必要なのですが、
一度ゆるんだ靭帯が通常の状態に戻るのには
少し時間がかかります。それが3か月です。
産前・産後に腰痛になる方や、腱鞘炎になる方が多いのは
ホルモンランスの崩れが原因であることが多いのです。
このホルモンバランスが整ってくるのが産後3か月後であると言えます。
これより早い時期の骨盤矯正を当院ではおすすめしていません
なぜなら、効果が期待できないからです。
骨盤と靭帯の関係は樽とタガの関係に似ています。
樽をきちんと組み上げたくても、タガが緩んでいては上手く安定してくれません。
こういった理由から、産後の骨盤矯正は3か月目以降の方を対象としています。